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上廣フォーラム〜日本人の生き方


 現代社会にあって日本人はどのような生き方を目指していくのか、「日本人の生き方」をテーマとして幅広い視点から考える機会として、小規模な講演会を開催しております。
 2013年以降より、講演録を『わが師・先人を語る』全3巻(弘文堂)として出版させていただき、一部は全国の大学図書館及び公共図書館へ寄贈いたしております。
 2017年度からは「私の修業時代」をテーマに、各界のプロに生き方を学ぶシリーズとして開催、2018年度末の出版を予定しています。
 さらに、講演の多くはNHKラジオ第2放送「文化講演会」の番組としても収録され、全国放送していただいております。著名な方々の講演の一つ一つが貴重な文化資料として後世に語り継がれるよう、記録・保存にも取り組んでいきます。

■次回(8月24日)開催案内
 鎌田東二(上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授)
 「言葉を求め、言葉を超える言霊の探求の旅〜私の修業時代」



■終了しました(6月29日)
 門井慶喜(作家)「私の修業時代、偉人たちの修業時代」
  ※日比谷カレッジ 上廣・日比谷ライブラリーレクチャーの一つとして開催
日時:2018年6月29日(月)19:00〜20:30
場所:千代田区立日比谷図書文化館 B1日比谷コンベンションホール



 6月29日(金)千代田区立日比谷図書文化館にて、作家の門井慶喜氏に「私の修業時代、偉人たちの修業時代」と題してご講演いただきました。門井氏は2003年「キッドナッパーズ」でオール讀物推理小説新人賞を受賞され作家デビュー。15年『東京帝大叡古教授』、16年『家康、江戸を建てる』で2度の直木賞候補となり、本年1月『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞されました。
 講演では、作家になるまでに、会社の経営者で歴史の本が大好きだったお父様の影響を大きく受けてこられたことや、京都の同志社大学時代は、担当ゼミの教授から読書を人生の中心に据える生き方に影響を受けたことなど語っていただきました。つづいて、歴史上の人物の中から、『銀河鉄道の父』で描いた宮沢賢治の父・政次郎をはじめ、新撰組の近藤勇、大蔵大臣や首相を務めた高橋是清、近代建築の父・辰野金吾や曾禰達蔵を取り上げ、偉人たちの修業時代についたお話しいただきました。
 その中で、何らかの社会に功績を残した人、いわゆる「芽が出る」ということの普遍的な要素として、「苦労が身につくタイプではない」という話をされました。高橋是清などの場合、プライドが出世の妨げになるということがまったくなく、苦労の陰がないゆえに、印象が明るく、暗い印象がない。それは、ひまわりが太陽を向いているような清々しさであり苦労の跡が見えない。
 門井氏自身も、今後、苦労をすることがあっても、顔だけはいつも太陽の方を向いて、偉人たちに近づけるような仕事をしたいと抱負を述べられました。
 参加者からは「門井さんの歴史の教養の豊富さに驚いた。様々な歴史上の人物が繋がっていく様は大変興味深かった。」「後世に名を残す人は、苦労を苦労だと思っていない。現代人も学ばなければと思った」といった感想が寄せられました。
 なお、今回の講演内容はNHKラジオ第2放送「文化講演会」の番組として収録され、下記の日程で全国放送の予定です。

<NHKラジオ第2放送「文化講演会」>
■本放送 2018年10月 28日(日)21:00〜22:00
■再放送 2018年11月 3日(土) 6:00〜 7:00


書籍『わが師・先人を語る』(上廣倫理財団編 弘文堂)





■過去実施一覧(2013年〜)




 

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