学術振興

2008（平成20）年度から、カーネギー・カウンシルでは当財団の助成を受けて、上廣フェローを設置し、国際的な倫理的課題を議論し、提言する活動を実施して参りました。2013（平成25）年度4月からはカーネギー・カウンシル100周年記念事業としてカーネギー上廣チェアーを設置し、マイケル・イグナティエフ教授を招聘いたしました。

その後カーネギー・カウンシル上廣チェアーは、次の研究者に引き継がれ、現在は上廣チェアー1名、シニアファロー1名が研究活動を推進しております。現在の主な活動としては、
・世界的規模で、AIの倫理的課題についての課題を討議する会議の構築
・次世代の倫理的リーダーを育成するシンポジウムやオンラインでのインターンシッププログラムの実施
・民主主義やウクライナ問題における倫理を視点とする出版活動、などです。