学術振興

財団設立35周年を記念して、2023（令和5）年12月に、ハワイ大学マノア校の海洋地球理工学部・海洋学科に上廣海洋学振興センターが設立されます。設立に先立ち、2023（令和5）年1月より上廣フェローシップ制度が創設され、10名の大学院生がフェローシップに、2023（令和5）年9月に准教授２名と助教が就任しました。

センターは、国連の「持続可能な開発目標」の中でも、「目標6クリーンウォーター」、「目標13気候変動対策」、「目標14水面下の生物」を補完し合う研究プログラムを担うことが目的とされております。
所属するセンター教員、指導教員とフェローは、毎月１回、国連の「持続可能な開発目標」に貢献するための議論を行う機会を設けています。また、年に１度一般に公開されるシンポジウムを開催し、研究成果や将来計画について発表します。
上廣センター・フェローシップでは、国際的・文化的に多様性を重んじたチームを構成するために、採用については特定の要件に偏りが無いように、配慮がなされています。
当財団は、折々の時代の社会背景、社会課題から倫理に焦点を充て、当該分野のアクションに繋がる取り組み支援を推進して参ります。
詳細については、上廣海洋学振興センターのページをご参照ください。