国際交流
日米教員交流事業
概要
当財団は、2007(平成19)年度より、日本と米国ハワイ州の学校間で、教員研修交流を実施しています。
日本とハワイの学校教員が互いの「子どもの哲学(p4c)」を実際に行う体験的な内容を中心としております。ハワイで育まれた、日本にない授業スタイルである「子どもの哲学(p4c)」に触れることは、教員が授業を捉えなおし、新たな学びを得るきっかけになることが多く、貴重な機会になると考えています。
ハワイ州では、2012、2014、2015年に、最優秀教員として「子どもの哲学(p4c)」を実践している教員が表彰されました。また、2015年に選出されたキャサリン・ケーン先生は全米最優秀教員ファイナリスト4名のうちの1人に選ばれました。
そして、2013年度(平成25年)9月に、ハワイ大学マノア校の人文学部に上廣哲学倫理教育アカデミーが設置され、2014年度(平成26年)2月には、宮城教育大学に上廣倫理哲学研究室(2017年度(平成29年)4月、上廣倫理教育アカデミー)が設置され、日米教員交流の拠点にもなっております。
これまでの10年間で日本から米国に派遣した教員は48名。米国から来日された教員は42名。本年で交流も節目の10年目を迎え、今後ますます日米の学校運営、教育施設、社会環境、そして授業における多くの違いから、お互いに学び合いを積み重ね、日米の教育に貢献していくことが望まれております。
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