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カーネギー・上廣フェローシップ2010年度活動報告


2008年春、米国ニューヨークに拠点を置く研究機関カーネギー・カウンシル内に、当財団の助成によりカーネギー・上廣フェローシップ・プログラムが設立されました。2010年度の研究活動を以下のとおりご報告いたします。

  • デヴィッド・ロディン(シニアフェロー)は、2008年秋にオックスフォード大学に新設された倫理学・法学・武力紛争研究所(Oxford Institute for Ethics, Law and Armed Conflict、略称ELAC)の共同研究所長として、引き続き精力的な研究・教育活動を続けています。英国保守党・自由民主党連立新政権による防衛政策見直に寄せた論考‘Defence Review is an Opportunity, not a Threat, to our Military’が英ガーディアン紙に掲載された他、リビアへのNATOによる軍事介入について、ロンドン大学キングズカレッジのメルヴィン・フロスト教授と共同声明‘How to Get Humanitarian Intervention Right: What Libya Teaches Us About the Responsibility to Protect’を発表。中東の政治状況については、BBCニュースなどに引き続きコメントを寄せています。また世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーに選出され、今後ダボスでの年次会議に出席することが決まっています。

  • 蛭田圭(フェロー)は、昨年度に引き続きコロンビア大学客員研究員として政治理論、倫理学、公共政策の分野で研究を続けています。Policy Innovations誌に出版された’Rage against Virtual Rape’が読者数集計により2010年の同誌トップ10記事に選出された他、BBCのバラエティ番組QIが二重被爆者の山口彊氏を「嘲笑した」とされる問題について、オックスフォード大学哲学科発行のPractical Ethics上に論考‘Joking about “the Unluckiest Man in the World”’を発表。また、マイケル・サンデル教授の「白熱授業」を契機とする日本での政治哲学ブームを分析した論考を米メディアに掲載するなどし、日米間の相互理解を促進する活動にも力を入れています。2010年春にはカーネギー・カウンシルのニューリーダーに選出され、政治、社会、経済、ビジネス、ジャーナリズムを初めとする諸分野での研究会に出席・貢献しています。

  • また、ロディン、蛭田両フェローは、オックスフォード大学のセントクロス・カレッジで開催された2010年度カーネギー・上廣・オックスフォード倫理会議(「情報倫理―人間と人文知の未来」)の運営補助にも当たりました。折しもウィキリークスによる米国外交公電流出問題が世の注目を集めるなか開催された当会議は、日本、英国、米国、欧州、南アフリカから発表者が集まり、活発な議論が交わされました。会議の資料はオックスフォード大学のウェブサイト上に掲載されています。

報告者:蛭田 圭(コロンビア大学/カーネギー・カウンシル)


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〈2009年カーネギー上廣フェロー報告〉
〈2008年カーネギー上廣フェロー報告〉
〈2008年第1回カーネギー上廣レクチャー報告〉


 

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