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カーネギー・上廣フェローシップ2011年度活動報告


2008年春、米国ニューヨークに拠点を置く研究機関カーネギー・カウンシル内に当財団の助成によりカーネギー・上廣フェローシップ・プログラムが設立されました。2011年度の研究活動を、以下のとおりご報告いたします。

  • デヴィッド・ロディン(シニアフェロー)は、2008年にオックスフォード大学に設立された倫理学・法学・武力紛争研究所(Oxford Institute for Ethics, Law and Armed Conflict)の共同研究所長として、引き続き精力的な研究・教育活動を続けています。学者のみでなく国連職員、国際法律家、軍人といった実務家も積極的に招き入れる同研究所は、武力紛争の解決・規制・防止について調査する国際拠点として、今日までに高い評判と影響力を獲得しています。
    また、ロディン博士自身も、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)で金融危機後のビジネス倫理についてインタヴューを求められたり(2012年1月)、緊迫するイラン情勢を取り上げたBBCのラジオ討論番組(2012年3月)に招かれるなど、応用倫理学を牽引する研究者として広くその名が認知されつつあります。一方、学術の世界でも、当分野で定評のあるEthics and International Affairs誌(2011年)に‘Ending War’を発表するなど、着実に研究成果を積み上げています。


  • 蛭田圭(フェロー)は、昨年に引き続き2011年夏まで、コロンビア大学歴史学科客員研究員として政治思想史、政治哲学の分野で研究を続けました。Policy Innovations誌(2011年5月)に発表された‘The Art of Inconclusiveness’がフランスのメディアOwni EUに全文再掲載された他、オックスフォード大学出版局から2008年に刊行された政治理論の教科書の日本語訳出版(『政治理論入門―方法とアプローチ』、慶應義塾大学出版会、2011年)に訳者の一人として参加しました。また2011年11月には、ジュリアン・サヴレスキュ教授(オックスフォード大学)と共に、カーネギー・カウンシルで開催された道徳心理学に関する学術会議の企画・運営に当たり、日米欧で幅広い研究活動を続けています。なお、当財団からの助成を受けて実現した同会議には、日本からも赤林朗教授(東京大学)、森岡正博教授(大阪府立大学)が参加し、恐らく世界で初めて開催された道徳性への科学的アプローチをテーマに活発な議論が交わされました。

    報告者:蛭田 圭(コロンビア大学/カーネギー・カウンシル)


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    〈2010年カーネギー上廣フェロー報告〉
    〈2009年カーネギー上廣フェロー報告〉
    〈2008年カーネギー上廣フェロー報告〉
    〈2008年第1回カーネギー上廣レクチャー報告〉


 

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