財団概要
財団概要
Foundation overview
上廣倫理財団は、1987年(昭和62年)文部省社会教育局(当時)の許可を受けて設立されました。
国際的視野のもと、倫理に関する学術研究、教育活動や社会文化活動の促進を通じて社会の発展に寄与することを目的に活動しています。
この使命を実現するために、倫理を「人々がよりよい人生を送るために役立つ叡智やその実践」と広義に捉え、中立的視点で現代における様々な倫理的課題に対応するべく助成事業ならびに自主事業に取り組んでいます。
平成20年からの公益法人制度改革を受け、当財団は上記の事業趣旨にそってさらに活動を進めるべく、内閣府より「公益財団法人」の認定を受け、平成25年7月10日より「公益財団法人上廣倫理財団」として、新たにスタートいたしました。
事業一覧
Business list
学術振興
- - 国内
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- 上廣死生学・応用倫理講座
(東京大学大学院人文社会系研究科) - 上廣共生哲学講座
(東京大学大学院総合文化研究科) - アジア研究図書館上廣寄附研究部門
(東京大学附属図書館) - 上廣倫理研究部門
( 京都大学 iPS 細胞研究所) - 上廣倫理財団寄附研究部門
( 京都大学人と社会の未来研究院) - 上廣歴史資料学研究部門
(東北大学東北アジア研究センター) - 上廣倫理教育アカデミー
(宮城教育大学) - 上廣道徳教育アカデミー
(上越教育大学) - 兵庫教育大学 上廣道徳教育アカデミー
(兵庫教育大学道徳教育研究開発センター) - 広島大学応用倫理学講座
(広島大学大学院人間社会科学研究科) - 新潟大学里山共生研究部門
(新潟大学佐渡自然共生科学センター) - 総合地球環境学研究所
上廣環境日本学センター(寄附研究部門)
(大学共同利用機関法 人人間文化研究機構)
- 上廣死生学・応用倫理講座
学校教育
社会文化
研究助成
国際交流
財団のあゆみ
Foundation history
当財団は1987(昭和62)年設立以来、倫理を狭義の倫理学に限定せず、「人々がより善い人生を送るために役立つ叡智やその実践」と広義に定義し、いかなる思想・価値観からも中立であることを基本方針に据えて取り組んでいます。
- 2023年
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- 4月・兵庫教育大学に「上廣道徳教育アカデミー」、東京学芸大学に「上廣道徳・倫理教育研究開発推進室」を設置
- 2022年
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- ハワイ大学に海洋学を支援する上廣海洋学振興センター(UC・AO)が設置される
- 2021年
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- 10月・東京大学より東京大学稷門(しょくもん)賞が授与される
- 1月・『私の修業時代2』を弘文堂より刊行
- 2020年
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- 12月・上廣アーカイブレクチャーを配信開始(2022年7月まで)
- 10月・第25回道徳教育合同研修会を初のオンライン開催
- 2月・上廣歴史文化フォーラム「幕末三舟の生き方」をすみだリバーサイドホールで初開催
- 2019年
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- 10月・第 17 回上廣歴史・文化フォーラム「渋沢栄一 ~近代化へ導いた先駆者たちとその思想」を開催
- 7月・上廣哲治理事長が会長に就任
- 5月・オックスフォード大学で上廣・カーネギー・オックスフォード倫理会議
「21世紀の生命倫理の再考」を開催 - 3月・『水瓶』対中いずみさん星野立子賞受賞
・『私の修業時代1』を弘文堂より刊行 - 1月・上廣榮治会長逝去
- 2018年
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- 11月 ・学習院大学100周年記念講堂にて徳川林政史研究所と「歴史文化フォーラム」を共催
- 10月 ・『クライメイト・チェンジ』を清水弘文堂より刊行
- 5月・国際哲学オリンピックで石川賀之君が銅メダル獲得(日本人初)
- 4月 ・上越教育大学に道徳教育の拠点となる「上廣道徳教育アカデミー」を開設
・『道徳科Q&Aハンドブック』を日本教育新聞社より刊行 - 3月・瀬戸内寂聴さん星野立子賞を受賞
- 2017年
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- 9月 ・30周年記念論集『科学知と人文知の接点』
(京都大学iPS細胞研究所編、山中伸弥先生監修)を弘文堂より刊行 - 5月 ・財団設立30周年記念シンポジウムを国際文化会館にて実施
- 4月 ・宮城教育大学にp4c教育の拠点となる「上廣倫理教育アカデミー」を開設
宮城教育大学 上廣倫理教育アカデミー
- 9月 ・30周年記念論集『科学知と人文知の接点』
- 2月 ・『わが師・先人を語る3』を弘文堂より刊行
わが師・先人を語るシリーズ
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- 2016年
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- 3月 ・『城下町と日本人の心性』を岩田書院より刊行
- 1月 ・日比谷公会堂での最後の「文化フォーラム ~人生後半の生き方を考える~」を実施
第28回文化フォーラム、城下町と日本人の心性
- 2015年
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- 12月・『わが師・先人を語る2』を弘文堂より刊行
- 6月 ・カーネギー上廣チェア来日。上廣レクチャー「技術とリスク:日本の経験から学ぶ」を開催
マイケル・イグナティエフ博士来日上廣レクチャー
- 2014年
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- 10月・『わが師・先人を語る1』を弘文堂より刊行
- 8月 ・京都大学iPS細胞研究所、国立京都国際会館において
「上廣カーネギーオックスフォード倫理会議2014」を開催 - 4月 ・東京大学附属図書館アジア研究図書館に「上廣倫理財団寄付研究部門」U-Parlを設置
- 2月 ・『日本の思想家 珠玉の言葉 百選』を日本教育新聞社より刊行
「上廣カーネギーオックスフォード倫理会議2014」国立京都国際会館
日本の思想家
- 2013年
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- 7月 ・内閣総理大臣より「公益財団法人」の認定を受け、「公益財団法人 上廣倫理財団」として再スタート
- 4月 ・京都大学iPS細胞研究所に「上廣倫理研究部門」を設置
公益財団法人移行記念講演会
京都大学iPS細胞研究所「上廣倫理研究部門」
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- 2012年
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- 6月 ・俳句の女流俳人を対象とした「星野立子賞」を設立
第1回 星野立子賞
- 5月 ・第10回上廣・カーネギー・オックスフォード倫理会議を東京で開催
・東京大学に「上廣共生哲学寄付研究部門」を設置 - 4月 ・東京大学に「上廣死生学講座」を継承した「上廣死生学・応用倫理講座」を設置
・京都大学に「上廣こころ学研究部門」を設置
・東北大学に「上廣歴史資料学研究部門」を設置
・「オックスフォード大学派遣留学制度」を開始
・ハワイ大学マノア校に「上廣道徳哲学研究センター(上廣アカデミー)」を設置
・「公募研究助成」を開始
・「城下町と日本人の心」研究会を開始第三期公募助成ポスター
- 6月 ・俳句の女流俳人を対象とした「星野立子賞」を設立
- 2011年
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- ・「国際哲学オリンピック」国内大会「日本倫理哲学グランプリ」の事務局として支援を開始
- ・体験の風をおこそう運動推進委員会への助成を開始
- 2010年
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- ・米国の環境倫理学者を日本に招聘。京大、東工大、早稲田環境塾で講義
- 2009年
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- ・「日本人再発見」歴史研究会の成果として論集
『外国人が見た近世日本』を角川学芸出版より刊行日本の思想家
- ・「日本人再発見」歴史研究会の成果として論集
- 2008年
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- ・カーネギーカウンシルに上廣カーネギーフェローを設置
- 2007年
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- ・財団設立20周年記念シンポジウムを国際文化会館にて実施。
20周年記念論集『倫理的叡智を求めて』を出版 - ・感動作文コンクール20周年を記念して『こころの扉をひらく時』(角川学芸出版社)を出版
・東京大学に上廣死生学講座を設置(~2012) - ・「子どものための哲学(P4C)」に関連して「日米教員交流研修」を開始
日本の思想家
- ・財団設立20周年記念シンポジウムを国際文化会館にて実施。
- 2006年
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- ・上廣・カーネギー・オックスフォード倫理会議を米国ニューヨークで開催
- ・早寝早起き朝ごはん全国協議会への助成を開始
- 2005年
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- ・「日本人再発見」歴史研究会を発足(~2008)
- ・歴史・文化フォーラム地方版を愛知県犬山市において財団法人犬山城白帝文庫と共催
- ・オックスフォード大学上廣チェアー来日、東京大学・京都大学で講義
歴史文化フォーラム地方版愛知県犬山市
- 2004年
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- ・初めての歴史・文化フォーラム地方版を山口県萩市(萩博物館)において開催
- ・オックスフォード大学上廣フェロー来日、東大・京大等で講義
- ・上廣・カーネギー・オックスフォード倫理会議を米国ニューヨークで開催、
ノーベル賞受賞者が基調講演及び全討議に参加
- 2003年
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- ・第1回歴史文化フォーラムを東京商工会議所ホールにて開催
- ・上廣レクチャーをオックスフォード大学にて開催
- ・上廣カーネギー会議を初めてオックスフォード大学で開催、以後財団を含め三者の共催で毎年一回実施
第1回歴史文化フォーラム
- 2002年
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- りんり俳句大賞を開始
・オックスフォード大学セントクロスカレッジに上廣チェアー就任
- りんり俳句大賞を開始
- 2001年
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- ・上廣フェローが活動を開始
- ・オックスフォード大学は当財団の支援により
生命倫理を主体とした応用倫理学を研究する上廣チェアー(教授ポスト)を世界中に公募
- 2000年
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- ・日本人の生き方調査報告書発行
- ・上廣フォーラム21「日本人の生き方」を開催。講演をNHKラジオ第二放送「文化講演会」で放送
日本人の生き方調査報告書
- 1999年
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- ・日欧高齢社会シンポジウム開催
- 1998年
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- ・感想作文コンクール、高校の部を新設
- ・道徳教育活動助成を実施
- 1997年
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- ・設立10周年記念レセプション開催
- ・道徳教育フォーラム(~2000)を開始
- 1996年
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- ・現代日本人の生き方調査を開始(~1999)
- ・日米倫理会議・公共哲学シリーズを開始(~2002)
- ・道徳教育シンポジウムを開始
- 1995年
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- ・道徳授業事例研究会を発足(~1996)
- 1994年
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- ・21世紀政治社会構想フォーラムを開催(~1995)
- 1993年
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- ・日本人の倫理研究会を開始(~1995)
- ・感動作文コンクール入賞作品集をもとにした「小学校道徳教育資料集」を発行
小学校道徳教育
資料集
- 1992年
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- ・設立5周年記念講演会を開催
- ・上廣道徳教育賞を開設
- ・家族と倫理研究会(~1994)を実施
- ・道徳教育研究会(~1995)を実施
- ・スイス・エラノス財団との共催で上廣エラノス倫理会議を開催(~2001)
- 1991年
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- ・第2回日米倫理教育会議を東京・国際文化会館で実施(以後、東京とニューヨークで交互に開催)
- ・『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』著者キングスレイ・ウォード氏来日講演ツアー実施。
東京都・銀座ヤマハホール財団主催「第5回家庭教育フォーラム」、北海道・旭川市中央公民館
「旭川市家庭教育講演会」、神奈川県茅ヶ崎市・文教大学湘南校舎「文教大学国際学部特別講演」、
兵庫県・神戸国際展示場「第17回近畿地区高等学校PTA研究大会」第2回日米倫理教育会議
- 1990年
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- ・事務局を東京都千代田区三番町に移転
- ・米国のカーネギー倫理財団と共催で日米倫理教育会議・道徳教育(~1995)をニューヨークで開催
第2回日米倫理教育会議
- 1989年
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- ・文部省主催の第1回全国生涯学習フェスティバルに参加
- ・感動作文コンクールの対象を海外日本人学校に拡大
- 1988年
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- ・生涯学習講師派遣事業(~2021)を開始
- ・文化フォーラム(~2015)を開始
第2回文化フォーラム 遠藤 周作氏
- 1987年
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- ・研究助成(~1999)を実施
- ・家庭教育フォーラム(~1996)を開催
- ・感動作文コンクールを開始
- ・文部省社会教育局(当時)より設立許可を受け、東京都千代田区神田神保町に事務局を設置
- 〒102-0075 東京都千代田区三番町6-3
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- TEL 03-3261-8711/
- FAX 03-3261-8747